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「これができます、○万円で」と、先に言うことにしました

2026年07月21日配信

こんにちは、鉄飛テクノロジーの岡田です。

これまで、うちのサイトには、カスタマイズの価格を書いていませんでした。

パッケージの製品価格は、公表しています。でも、1社1社に合わせて作るカスタマイズについては、いくらかかるのか。それは、話を聞いてみないと分からない、というスタンスでした。

理由は、単純です。カスタマイズは、1件1件、内容が違うから。事前に価格を出しても、実際にヒアリングしてみたら、想定より倍かかることもある。逆に、思ったより簡単で、半分で済むこともある。だから、先には言えなかった。

でも、これは、お客様の立場になってみると、実はハードルが高い行為です。

「うちの、こういう業務、なんとかならないかな」と思った時。まず、鉄飛というよく分からない会社に、問い合わせフォームから連絡する。返信を待つ。日程を調整する。1時間の打ち合わせをする。そこで初めて、「たぶん◯◯万円くらいですね」と言われる。もし予算オーバーだったら、その1時間は、お互い無駄になる。

お客様は、そんな「賭け」をする前に、諦めます。「うちの会社では、たぶん高くて無理だろう」と、勝手に判断して、問い合わせすらしない。

これが、ずっと引っかかっていました。

打ち合わせの中で、こんな話になりました。価格を書いてしまいましょう、目安でいいから、と。

私は、少し抵抗がありました。数字だけが独り歩きしそうで。実際の見積もりと、目安がズレていたら、クレームになるかもしれない。

でも、考え直しました。

正直に言うと、この1年で、私たちの仕事のやり方は、大きく変わっています。ヒアリングして、仕様を固めて、実装する。以前は、この工程に何週間もかかっていました。今は、はるかに短い時間で、同じことができるようになっています。

つまり、以前は「見積もりが出せないほど、開発コストが読めなかった」のが、今は「かなりの精度で、目安を出せるようになった」のです。

もう一つ、これは大事なことなんですが。

これまでカスタマイズをやってきた案件、その中には、似たような業務パターンがたくさんあります。見積書のチェック、FAXの振り分け、点検記録の管理、卒業証明書の検索。「あ、これは前にやった、あの案件と似てるな」というのが、7割くらいあります。

似たケースをやったことがある案件は、恐ろしく早く、安く作れます。ゼロから設計する必要がないから。

だから、こう伝えたい。

思っているより、一桁安いかもしれません。

パッケージソフトのカスタマイズは高い、というイメージがあると思います。ゼロが一つ多いんじゃないかと、身構えていると思います。でも、私たちがやっている「1社1社にあつらえる」仕事は、フルカスタム開発とはまったく違います。桁が違います。

もちろん、正確な見積もりは、話を聞かないと分かりません。でも、一発目に相談してもらえれば、「これは50万円くらい」「これは200万円くらい」と、桁が分かる程度には、その場で答えられます。プラスマイナスは大きいかもしれませんが、桁を間違えることはありません。

なので、こう変えることにしました。

「相談してから、決めましょう」から、
「一発目に相談してくれれば、その場で桁だけはお伝えします」に。

これによって、諦めていた人が、一歩踏み出せるかもしれない。「うちの予算内でできるかもしれない」と、思ってくれるかもしれない。

このサイトには、「これができます」という一覧ページを作ります。そこには、目安の価格と、目安の期間を、必ず書きます。「これは200万円で作れます、期間は1ヶ月です」と、先に言います。

「話してみないと分からない」から、「これができます、この値段で」から始まる関係へ。

そこから始めたいと思っています。